
いつまでだったろうか?
自分は不死身だと…錯覚して生きてきたような気がしている
自分だけは大丈夫!訳のわからない そんな自信
就職して 3年目が終わろうとする頃…
救命病棟への異動を命ぜられた
げーーー カッコいい分野だとは思うけれど 自分からは行きたいとは思えない 未知な分野
そんな印象だった
生きることが苦しくて 死を決断した患者さんともたくさん出会った
元気に帰って行くのに 決して嬉しそうでもなく ありがとうございましたの笑顔もない
そんな後ろ姿を数えられないくらい見送った
自宅へ帰った後にも…沢山の辛いものを抱えている人たちだ
生きるってなんだろう?という疑問さえ生まれそうな中
交通事故で搬送されてきた10代の学生さん 運ばれてきた時には…辛うじて心拍が再開して 呼吸は全てを人工呼吸器に委ねるような状況
脳の障害は著しく…看取るしかなかった
初対面なはずの患者さん
そんな中 ご家族から 昨日の今頃はパンツ一丁で元気に話していたのにね!という言葉が聴こえた
初対面の出逢いで こんな辛い出逢いほど…かける言葉が見つからない
思わず涙がこぼれそうだったあの時 今でも脳裏からあのシーンは離れない
そして…誰もが明日をもわからない命の時間を刻んでいることに はっとさせられた
あの時は…ある程度仕事に対して まずまず自信も持てて 今よりもずーっと生意気だったようにも思う
仕事に対して ストイックだよね!とか 熱いよね!とは しばしば言われてきたけど
あの時以来…毎日毎日が愛おしくて 仕事以外の 生きることにもストイックだった
色んな習い事をこなして 仕事もこなして 自分の未来の選択肢を広げようと必死だった
今日の自分より 明日の自分はもっともっと成長したい
そんな生き方をしていた
あの頃 お料理を習い始めて ケーキ教室の師範をとったり 仕事関係の資格に挑戦したり 色んな事をこなしていた
以来…今でも機会を見つけて パンのレッスンも受けている
先日 パンをこねこねしながら…当時の事を思い出して あの頃から変わらない自分って どこだろう?
そんなことを ふと思って
志も思いも真っ直ぐに…そう生きて行くのが私らしい生き方
あの頃に比べたら だいぶ丸くなったような気もするけれど
大事にするべき 私の軸は そこなんだと実感した
沢山の出逢いで…たくさん勇気づけられて 気付かされて 与えられて 支えられて
幸せな人生を歩んでいる
恵まれたものに感謝し お返しをして行く そんな世代に私は足を踏み入れたのだと感じている
頂いたものを私なりに 世の中に還元して行くこと…
どんな方法が一番なのか 退職を前に そんなことに思いを巡らせている










